ヤンキース 治療明けのサバシアが今季に意欲「ここ数年で最高の状態」

[ 2016年2月14日 16:02 ]

ヤンキースのCC・サバシア投手 (AP)

 今季でメジャー16年目を迎えるヤンキースのCC・サバシア投手(35)は、19日からフロリダ州タンパで始まるキャンプを心待ちにしている。

 膝の手術明けとなった昨季は29試合に登板して6勝10敗、防御率4・73。全盛期とは程遠いパフォーマンスに加え、プレーオフ直前にはアルコール依存症治療のため、戦線を離脱するなど苦しいシーズンとなった。

 今季は背水となるサバシアだが、12日に掲載された地元紙ニューヨーク・デーリーニューズ(電子版)のインタビューでは「頭はクリアで、体は健康。この状態でタンパを訪れることにワクワクしている」とポジティブな言葉が発せられた。

 アルコール依存症の治療もうまくいったようで、「ここ3年間で最も体調が良い」と、その表情も明るい。この言葉通りなら、通算214勝、最多勝2回の実績を持つ左腕が再び先発ローテーションの一角として機能してくれそうだ。

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