エース不在に…大谷、侍J台湾戦出ない 3・25開幕投手へ調整優先

[ 2016年2月14日 06:33 ]

汗だくになりながらロング・ティーを行う大谷

 日本ハム・大谷翔平投手(21)が3月5、6日(ナゴヤドーム、京セラドーム)に行われる侍ジャパンの強化試合・台湾代表戦のメンバーから外れることが12日(日本時間13日)、分かった。

 強化試合のメンバー発表はあす15日だが、侍ジャパンのエースでもある大谷の代表入りは確実とみられていた。だが、大本命とされるチームの「3・25開幕投手」へ、最終仕上げに入る時期であることに加えて打者としても開幕まで一定の打席数を確保することが必須。球団関係者は「シーズン開幕前で調整を優先させなくてはいけない」と説明した。

 昨年11月の「プレミア12」では最優秀防御率、ベストナインを獲得した右腕だが、最優先はチームを優勝に導くこと。故障防止のため、登板前2日間は打者で出場しないなどチームの特殊な事情もある。大谷は昨年3月の欧州代表と行う強化試合(東京ドーム)も、登板予定日の変更が困難なことから辞退した。

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