ヤク坂口 新天地でいきなり猛打賞 「1番・中堅」有力候補に

[ 2016年2月14日 05:30 ]

<ヤ・D>3回1死一、二塁、エラーの間に生還した坂口はベンチで出迎えを受ける

練習試合 ヤクルト3―4DeNA

(2月13日 浦添)
 ヤクルト・坂口が「1番・中堅」で先発出場して猛打賞の活躍。オリックスから新加入した31歳は「(安打が)出ないより出て良かった。僕は毎日アピールしないといけない立場」とホッとした表情を浮かべた。

 右肘痛の影響で実戦出場は昨年6月以来8カ月ぶりだったが、初回に砂田の初球の直球を左前に運ぶと、3回は2球目のスライダーを右前へ。5回は2ストライクと追い込まれながら3球目のスライダーを中前にはじき返すなど積極果敢な広角打法は健在だ。チーム初実戦で強烈なアピールに、真中監督は「初球からどんどんいって大いに結構。坂口が(中堅で)固定できたらいい」と評価した。

 オリックスでトレードマークだったひげはさっぱりそり落とした。「走攻守すべてでスワローズにはまれるようにやっていきたい」。新天地でもう一度輝きを取り戻す。 (平尾 類)

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2016年2月14日のニュース