【工藤氏殿堂入り】東尾氏 簡単な助言身につける努力とセンスあった

[ 2016年1月19日 08:20 ]

スピーチをしてもらった東尾氏(右)に声をかけられ、恐縮する工藤監督

 【東尾修氏が祝福】

 公康には素直におめでとうと言いたい。秋山(幸二)に続いて西武ライオンズの黄金時代を築いた選手の殿堂入り。私も現役時代に巨人を倒してきた自負もあったから、チームメートの殿堂入りを心から喜んでいるよ。

 スピーチでも話したけど、公康は西武入団1年目から日本一を手にした。私が入団して14年かかったのにな。去年もソフトバンク監督1年目で日本一。そして資格1年目で殿堂入り。うらやましい思いもある。

 公康は私がエースだった82年に入団してきた。高卒ということもあったし、技術の話は極力控えた。人のまねではなく、自分で身に付けてほしかった。スライダーの投げ方を聞かれても、指先で簡単に説明しただけだと記憶している。それを身に付ける努力とセンスがあった。私の中ではオールスターに出たら本物だという意識もあったから、86年の公康の初出場の後は食事に出掛けて野球談議をした。

 87年に2人合わせて年間40完投した。一回り以上若い公康に負けられないと必死だった。本当に素晴らしい後輩であり、良きライバルであった。心から祝福したい。 (スポニチ本紙評論家)

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