松本瀧蔵氏 特別表彰で殿堂入り 戦後日米の交流に尽力

[ 2016年1月19日 05:30 ]

殿堂入りの通知書を授与される松本瀧蔵氏の長男・満郎氏(左)

野球殿堂・特別表彰

(1月18日)
 特別表彰の故松本瀧蔵氏は幼少時から長く米国で過ごし、堪能な英語で日米野球界の交流や戦後の野球復興に貢献した。明大では野球部マネジャーを務め、1929年には米国などを巡った「世界一周遠征」を運営面で支えた。

 戦後は連合国軍総司令部(GHQ)に接収された甲子園球場などを取り戻すための交渉に奔走し、選抜高校野球大会復活に尽力。米国の球団が来日した際には、日本側実行委員長として交渉の窓口を担った。

 野球以外にも水泳やアメリカンフットボールなどスポーツ振興にも、力を尽くし、03年には「日本アメリカンフットボールの殿堂」に入った。出席した長男の満郎氏(83)は「父は野球の復興に、かなり力を入れていた。大変、喜ばしい」と語った。

 ◆松本 瀧蔵(まつもと・たきぞう)1901年(明34)3月20日、広島県生まれ。幼少期から米カリフォルニア州で過ごす。帰国後に広陵中から明大へ。39年から明大教授。戦後に衆議院議員(当選5回)。外務政務次官、内閣官房副長官などを歴任。社会人野球協会副会長も務めた。58年11月2日没、享年57。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2016年1月19日のニュース