「何か変えないと…」登録名&トレーニング法変更ににじむ哲朗の覚悟

[ 2016年1月19日 08:35 ]

砂浜でウォーミングアップをする西田

 強い覚悟を感じた。17日に沖縄で行われた楽天野手陣の自主トレ公開。砂浜でのランニングで無尽蔵のスタミナを見せつけたのが7年目の西田哲朗内野手(24)だ。今季から登録名を「哲朗」に変更。「けがなく1年をと思い心機一転変えました」と理由を語る。

 14年は自己最多131試合に出場し、打率・250、7本塁打と飛躍を感じさせるシーズンとなった。遊撃のレギュラー定着への期待がかかった昨季、思わぬアクシデントが哲朗を襲った。沖縄・久米島での春季キャンプ3日目。打撃練習中に自打球を左足甲に当てて骨折し、開幕に出遅れた。一度、狂った歯車はかみ合わず、出場は前年の半分以下となる62試合。「去年はけがで自分のパフォーマンスができなかった」とふがいなさを口にする。

 今季にかける思いは登録名だけでなく、体からも伝わってくる。これまでは「重りを持ったトレーニングはやっていなかった。ウエートトレーニングは筋肉が硬くなるイメージがあり、変なこだわりがあった」と、自分の体重を負荷にする「自重トレーニング」で体を鍛えていた。

 だが、昨シーズン終了後から、ウエートトレーニングを導入。「何か変えないといけない」という思いからだった。変化は如実に表れ、体重は82キロから84キロに増量した一方、体脂肪は13%から11%台まで減少。「見た目が大きくなった」と自覚する。野球への効果も「これからやることによって自信がつく」と期待感を漂わせる。

 今シーズンは「全試合出ること。一番の敵はけが」と力強く言った。その上で打率・280、15本塁打を目標に掲げる。

 楽天には09年に首位打者を獲得した鉄平や現在チームの主力として活躍している銀次のように、名前を登録名にしている好打者が歴代いる。いつか「哲朗」が球史に残る選手となるよう、今季の巻き返しに期待したい。(徳原 麗奈)

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