掛布2軍監督 キャンプ初日に仕上げてこい!異例の実戦練習やる

[ 2015年12月19日 05:30 ]

台中駅から桃園国際空港行きの新幹線に乗り込む掛布2軍監督

 阪神の掛布雅之2軍監督(60)は18日、台湾ウインターリーグ視察を終え帰国した。4泊5日の視察では実戦の重要性を再確認。来年2月1日の初日からシート打撃を予定している春季2軍安芸キャンプに向け、若虎に“しっかり仕上げてこい!”と強いメッセージを送った。

 出発前の桃園国際空港。愛弟子の活躍に台湾ウインターリーグの環境チェック…と山盛りの手土産を抱えて台湾から帰国の途に就く掛布2軍監督が、来年2月の春季キャンプで指導する若虎たちに強いメッセージを発信した。

 「もちろん2月からでも競争意識を持ってもらいたい。12月、1月からちゃんと準備をしていってほしいね」

 すでにキャンプインの2月1日にシート打撃を行うことを明言している。初日から実戦形式の練習を取り入れるのは、阪神では異例だが、11日に韓国・ハンファとの練習試合が組まれており、「決して早くはないよね」と逆算した上でのメニューだという。「僕が現役の時は3クール目からゲームだったから、そういう調整だった。でも11日からとなると、その準備はしないとね」。

 実戦でのアピールは1軍へ推薦にもつながるだけに、若手には初日から高いパフォーマンスを求める。オフの間にそのための準備をしっかりやれと念押しした。

 「やってきたか、やってないかは見ればわかるよね。これだけ言ってるんだから、やってきていない人間に対してはやっぱり寂しい気持ちになるよね」

 今回の台湾視察では今後の指導に生かせるヒントも発見した。「何が何でもというか。あまりぎゅうぎゅうにやらせて、ゲームでパフォーマンスを発揮できないというのもね」。学んだのは練習のメリハリ。台湾では1日1試合で、試合前練習も45分間程度。空いた時間は各自に任されていた。横田はホテル内の空きスペースでバットを振り込むなど工夫をこらして練習。そんな環境で好成績を残した姿を見て、「時間を短くして集中して取り組ませるのも良い」と考えるようになった。

 2軍キャンプは調整ではなく、1軍昇格を目指すサバイバルの舞台。「ファームはキャンプが始まってもシーズンの延長のようなもの。ずっと(実戦で)戦っていく中で準備をしていくわけだから」。1人でも多く1軍に送り込むために、若虎たちには猛烈な“スタートダッシュ”を求める。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2015年12月19日のニュース