オコエを見たい!楽天首脳陣 新人合同自主トレ初日から全員集合

[ 2015年12月19日 08:30 ]

楽天ドラフト1位のオコエ

 楽天の梨田新監督ら首脳陣が、新人合同自主トレがスタートする来年1月11日にコボスタ宮城に集合することが分かった。最大の目的は、高卒ながら即戦力の期待が懸かるドラフト1位のオコエ(関東第一)の視察だ。

 新人合同自主トレは実戦的な動きが少なく、球団トレーナーが組んだ体力強化のメニューが多い。それだけに首脳陣の全員がそろって視察するのは異例。オコエに対する期待が大きい証拠だ。既にオコエは来年2月の沖縄・久米島キャンプ1軍スタートが内定しており、梨田監督も「守備、走塁はチームの中でもトップクラスではないか」と高く評価している。

 今秋ドラフトでは育成を含め、指名した9選手中、8選手が野手。1年目から遊撃レギュラーを狙える2位の吉持(大商大)、将来性のある3位・茂木(早大)ら能力の高い野手が多く、オコエの他にも何選手かがキャンプで1軍スタートとなる見込みだ。

 当日は球団事務所でスタッフ会議も行う予定。同20日に星野仙一球団副会長も出席して2回目が予定されている。1月に2度も開催されるのは球団史上初。有望株が多い新人の育成プランに多くの時間を割く予定だ。

続きを表示

2015年12月19日のニュース