煩悩の数じゃなく…ヤク畠山 来季公約108打点 ゴルフスコアで決定

[ 2015年12月19日 05:30 ]

バーディーパットを決めガッツポーズのヤクルト・畠山

 叩いた分だけ、稼ぎます――。ヤクルトのハワイ優勝旅行に参加している畠山が17日(日本時間18日)、来季の目標打点数を「108」に定めた。

 数字の理由は煩悩の数…ではない。思わぬところから生まれていた。実は、旅行初日の優勝祝賀パーティーでこう宣言していたのだ。

 「2日間のゴルフのスコアで悪かった方を来季の打点の目標にするよ」

 ゴルフをする機会は多いが、過去にスコアが100を切ったことがなかった。打点といえば100が大台。「100以上なら目標にするのにちょうどいい」と思いついた。16日(同17日)の球団主催ゴルフコンペのスコアは108。この日の選手会コンペは初の100切りとなる99を出したため、108打点を目標とすることが決まった。今季105打点で自身初の打点王を獲得。「今年が出来過ぎなんだから、ハードルはかなり高い。でも目指していきたい」とさらなる上積みを狙う。

 そのためにも、超速始動でプロ16年目に入る。これまでは都内で単身、「気が向いたときから」とのんびり自主トレを開始していたが、年明けは、自身初めて宮崎・西都で合同自主トレに参加。森岡、秋吉らと1月9日から18日まで、みっちりと汗を流す予定だ。「野球をする環境が整っているし、温泉もある」。2軍キャンプ地の西都では、若手時代に鍛錬を積んだ。フリーエージェント権を行使せず、リーグ連覇のために残留した33歳が、原点の地から動きだす。(ホノルル・町田 利衣)

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