西武・菊池　納得の１１０球で７勝目！「これがきっかけなれば」

＜西・楽＞ファンとハイタッチする菊池

パ・リーグ 西武６―１楽天

（8月19日 西武プリンス）
　西武の菊池が６回４安打１失点と好投を見せて、野上、十亀に並びチームトップタイの７勝目を手にした。

　熱のこもった１１０球だった。「前回の登板で打たれていたので、最初から飛ばすつもりだった」と菊池は試合開始から力強く腕を振り、３回まで一人も走者を出さないパーフェクトな投球を披露。

　４回に先制を許したが、「必ず点を取ってくれる。辛抱強く投げよう」とその後も楽天打線に対して攻めの投球。奪三振は毎回の２桁の１０を数えた。

　「ここ最近、いいピッチングができていなかったので、これがきっかけになればいい」とお立ち台で納得の表情を見せる左腕。田辺監督も「強気の菊池本来のピッチングができたと思う」と太鼓判を押した。