半沢直樹出演の俳優・松永博史 息子がオコエらと熱戦、涙浮かべ応援

[ 2015年8月19日 17:48 ]

スタンドから声援を送る松永博史さん

第97回全国高校野球選手権準決勝 関東第一3―10東海大相模

(8月19日 甲子園)
 俳優の父は、息子の背番号「14」松永と関東第一ナインの健闘を称えた。

 関東第一の内野手、松永遼介内野手の父、松永博史(47)は、2年前に大ヒットしたドラマ「半沢直樹」や、「ど根性ガエル」などに出演。戦隊もの「超星艦隊セイザーX」ではシャーク隊長役を熱演するなど、主に助演男優としてテレビ、舞台で幅広く活躍中だ。この日は仕事の合間を縫って観戦し、三塁側アルプス席から精一杯の声援を送った。
 
 8回の守りで息子の遼介内野手が三塁手で登場。サードゴロを難なくこなす場面では、拍手を送った。試合後はうっすらと涙をうかべながら「パワーをもらいました。必死に稽古しないと、こういう舞台にはたてない。サポートも含めてベンチ外のメンバーのためにも、頑張りたいと言っていた。人生も稽古の連続。私も刺激をうけました」と話した。
 
 松永は今大会中、チームの中心選手であるオコエの緊張をほぐす役としても貢献した。初戦の試合前には“あっち向いてホイ”をしてリラックスさせた。この日も、「ケツを叩
いておきました」ときっちり役割を果たした。試合後は「父は忙しい中で、撮影の合間を縫ってよく試合を見に来てくれて、ケガしたときには電話で励ましてくれた。母はサプリメントや手紙を送ってくれた。本当に感謝しています」と、目を真っ赤にした。

 今後は大学に進学して野球を続ける予定。「プロになって、両親に恩返ししたい」と誓った。

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