早実、宮城県勢は“鬼門” センバツで0勝2敗、夏は初対決

[ 2015年8月19日 07:55 ]

打撃練習で笑顔の清宮

 第97回全国高校野球選手権は19日、甲子園で準決勝2試合が行われる。18日は休養日で、準々決勝を勝ち上がった4校が大阪市内などで調整した。1年生で史上初の2試合連続本塁打を放った早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(1年)は「自分の形を崩さずにいけば、どんな投手でも打てる」と仙台育英(宮城)のエース・佐藤世那投手(3年)の攻略を宣言した。

 早実は宮城県勢と過去2度対戦し0勝2敗。09年春の準々決勝では利府に4―5、13年春の3回戦では仙台育英に1―4で敗れた。夏の対戦は今回が初めてとなる。ちなみに宮城県勢は東京勢とは春夏合わせて9度対戦し、6勝3敗と勝ち越している。

 ≪史上初東京決戦か≫準決勝で早実、関東第一が勝ち上がって東京同士の決勝になれば夏は初。72年春の日大桜丘5―0日大三以来となる。決勝以外での東京勢による直接対決は77年2回戦・早実4―1桜美林、95年準々決勝・帝京8―3創価、10年3回戦・関東第一10―6早実の3試合があり、春はない。

続きを表示

この記事のフォト

2015年8月19日のニュース