2試合で1得点 原監督「クリーンアップが機能しないとこうなる」

[ 2015年8月8日 19:08 ]

<巨・広>ベンチで戦況を見守る巨人・原監督

セ・リーグ 巨人1―2広島

(8月8日 東京D)
 貧打の打線に巨人の原監督は口調を強めた。

 前日7日にプロ野球ワーストの21三振を喫し、無得点に終わった打線はこの試合でも4安打。得点は5回に小林が放った2号ソロのみと2試合でスコアボードに「0」以外の数字が入ったのは一度だけだ。

 指揮官が我慢ならなかったのは9回の攻撃。1点を追う場面で先頭の立岡が左前打で出塁すると、吉川が送って1死二塁。続く坂本が四球を選び、打順は4番、5番の中軸へ。舞台は整ったが、ここで長野はフルカウントから見逃し三振、阿部は止めたバットにボールが当たり二ゴロで試合終了。

 この試合で坂本、長野、阿部の主軸は3選手合計で1安打4三振。「クリーンアップが機能しないとこういう展開になる」と原監督。さらに「好機の場面で見逃し三振と止めたバットに当てているようでは本拠地の利を生かしていない。もうシーズンも終盤に差し掛かろうとしているのだから」と手厳しいコメントを続けた。

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