雷で1時間中断にも動じず、下関商・森元が完投&11回サヨナラ打!

[ 2015年8月8日 19:15 ]

<下関商・白樺学園>11回2死二塁、中前にサヨナラ適時打を放った下関商・森元(左から3人目)はナインと喜ぶ

第97回全国高校野球選手権大会1回戦 下関商4―3白樺学園

(8月8日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第3日は8日、第4試合で白樺学園(北北海道)と下関商(山口)が激突。下関商が11回4―3でサヨナラ勝ちし2回戦進出を決めた。

 試合は初回、下関商が1点先制。3回に白樺学園が追いついたが、すぐさま下関商が適時三塁打とスクイズで2点を勝ち越した。

 試合は3―2で下関商がリードして迎えた4回。白樺学園の攻撃が終了し、裏の下関商の攻撃に移る前に雷雨中断。約1時間後に再開した。

 再開後は両校ともに好投する相手投手を打ち崩せず0行進が続いた。だが、8回2死一塁から白樺学園4番の加藤が2ランを放ち、試合は振り出しに戻った。9回は得点が入らず、この日3試合連続となる延長戦に突入した。

 終盤同点に追いつかれた下関商エースの森元だったが、粘りの投球で11回を完投。そして11回1死二塁の場面では中安打を放ちサヨナラ。自らのバットで勝利をたぐり寄せた。

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