ああ…セは2度目の全球団借金 5位の広島まで1・5差

[ 2015年7月21日 22:00 ]

<神・巨>アゴに手をやり球場を後にする原監督

 またしてもセ・リーグ全6球団が勝率5割を切ることになってしまった。20日の時点で勝率5割で首位に立っていた巨人が1―2で阪神に敗れ、借金1だったDeNAもヤクルトに3―17で敗れたため。

 首位の巨人が43勝44敗1分け(勝率・4942)、阪神とヤクルトが42勝43敗1分け(勝率・4941)でともに借金1。4位ながら、DeNAは42勝44敗1分け(勝率・488)で借金2。広島が39勝43敗1分け(勝率・476)で借金4、中日が39勝47敗2分け(勝率・453)で借金8となっている。

 リーグ全チーム借金は、セ・パ交流戦がスタートした2005年以前にはありえなかった現象で、今季の交流戦でセが44勝61敗3分けと大きく負け越したことに加え、異例の大混戦となったことで、7月3日に史上初の珍事を生んだ。

 さらに、首位の巨人と1位の阪神、ヤクルトはゲーム差なし、4位のDeNAは0・5差、5位の広島も1・5差、6位の中日まででも3・5差となっている。

 一方、交流戦で好調だったパ・リーグでは首位のソフトバンクがロッテを3―0で下し、貯金を今季最多の23としている。

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2015年7月21日のニュース