ヤクルト 37年ぶりの1イニング11安打で3連勝 最終回に猛攻11得点

[ 2015年7月21日 21:37 ]

<D・ヤ>9回の11得点とヤクルト22安打を表示したスコアボード

セ・リーグ ヤクルト17―3DeNA

(7月21日 横浜)
 ヤクルトが今季最多の22安打を放ってDeNAに17―3で大勝し、3連勝。勝率5割復帰に「あと1」とした。前半戦首位ターンのDeNAはこれで球宴明け2連敗。2試合でヤクルト打線に39安打25失点と“投壊”が止まらず、借金が2に膨らんだ。

 ヤクルトは初回、DeNAの先発右腕・三浦に対して打者9人を送り、5安打を集中して一挙4得点。2点差に詰め寄られた直後の5回には、無死二、三塁から畠山が右前へ2点適時打を放って突き放した。

 DeNAは三浦が5回で11安打を浴び6失点で降板。前日先発しながら2回9安打7失点KOの久保に続いて先発投手が大誤算で、4回に筒香の2試合連続となる15号2ラン、5回には乙坂の代打ソロアーチが飛び出したが、及ばず。9回にはこの回から登板した4番手の林が山田に3ランを浴びるなど打者8人から送りバントによる1死しか取れずに7安打を浴び7失点と大炎上し、追撃ムードに水を差した。

 ヤクルトの先発・小川は5回4安打3失点で今季5勝目をマーク。対DeNAは自身今季3連勝となった。ヤクルトの1イニング11安打は、1969年に阪神が残したセ・リーグ記録にあと1と迫り、1978年5月に記録して以来37年ぶりの球団タイ記録となった。また、先頭打者の8番中村の二塁打から、犠打と1四球を挟んで、1番比屋根のこの回2本目の安打まで続いた10打数連続安打はリーグ歴代2位タイだった。

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