エンゼルス本拠地アナハイム　９５年６月以来２０年ぶり雨天中止

＜エンゼルス・レッドソックス＞たまった雨水をかき出すエンゼルスのグラウンドキーパー（ＡＰ）

ア・リーグ エンゼルス　雨天中止　レッドソックス

（7月19日 アナハイム）
　珍事！エンゼルス―レッドソックス戦が降雨のため中止となった。エ軍の本拠地アナハイムでの試合が雨で中止となるのは、９５年６月１６日のホワイトソックス戦以来、実に２０年ぶりで、通算１６度目。それ以降は１６０９試合連続で中止がなかった。午後５時の開始予定から約２時間半も待たされて中止がアナウンスされると、場内はブーイングに包まれた。

　アナハイムはめったに雨が降らないために、東海岸や中西部の球場のように、しっかりした排水設備がない。グラウンドクルーも人数が少なく、慣れていないので整備の手際も悪かった。２０日（日本時間２１日）は、同球場では１２年ぶりのダブルヘッダーに。レッドソックスの田沢は「天気はしょうがない。また、あした」と話し、足早に球場を後にした。（奥田秀樹通信員）