エンゼルス 排水作業の進まぬ球場に登場した“切り札”とは…

[ 2015年7月21日 15:00 ]

内野にシートを被せるエンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムのスタッフ (AP)

ア・リーグ エンゼルス―レッドソックス

(7月20日 アナハイム)
 エンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアム・オブ・アナハイムで19日に行なわれる予定だったレッドソックスとの一戦を雨で流したが、同球団の本拠地で降雨中止となるのは95年以来、20年ぶりという珍事だった。

 これにより、翌日の20日に同球場では12年ぶりとなるダブルヘッダーを行うことになったが、何せ場所は雨に慣れていない西海岸のカリフォルニア州。グラウンドコンディションを整えるため、ある“切り札”を登場させることになった。

 グラウンドを乾かすために球場に姿を現したのは、何とアナハイム市警察のヘリコプター。内外野を低空飛行で飛び回り、風の力で排水がなかなか進まない部分を補うことに成功した。これを伝えた記事によると、2カ月前にも降雨量が少なく、雨に不慣れなテキサス州の大学の試合において、同じ作戦が行なわれたという。

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2015年7月21日のニュース