「三菱重工神戸・高砂」チーム名変わって“初勝利”

[ 2015年7月21日 05:30 ]

<JR東日本・三菱重工神戸・高砂>延長11回2死二塁、影山を左飛に打ち取る守安

第86回都市対抗野球大会第3日・1回戦 三菱重工神戸・高砂6-2JR東日本

(7月20日 東京D)
 エース右腕・守安が11回を6安打2失点で1人で投げ抜き、体制変更に伴って今年に改称された三菱重工神戸・高砂として都市対抗“初勝利”を挙げた。

 「延長に入ってもへばった感じはなかった。変化球のコンビネーションで打ち取っていたので、力はためておけた」

 積極的に振ってくるJR東日本打線が相手だったことで、失投の可能性のあるカーブは1球も使わず、変化球はスライダーとフォークボールを軸にした。都市対抗3度目の先発マウンドで自己最長イニングでの128球の完投劇。「味方が打ってくれるまで我慢するしかないので、キレずにやるだけだった」と振り返った。

 守安自身は高砂製作所でアフターサービスで製品の付加価値を高めるサービス部に勤務。「社名が変わって応援してくれる人も増えたので、その喜びをグラウンドで体現できてよかった」と話した。

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2015年7月21日のニュース