木田優夫画伯「ワニ男」パリッシュ氏と再会 特大一発被弾もいい思い出!?

[ 2015年7月21日 09:16 ]

<木田優夫画伯・球界絵日記>日本ハム・木田優夫GM補佐が米国出張でマイナーリーグを視察、トレドという街の3Aで監督をしているラリー・パリッシュ氏との再会を喜ぶ

 日本ハム・木田優夫GM補佐(46)による「木田画伯の球界絵日記」は、6月下旬の米国出張について。マイナーリーグを視察する中で、懐かしい顔との再会も。巨人時代に浴びた痛烈な一撃も、つい最近のことのようによみがえってきました。

 皆さん、ラリー・パリッシュ氏を覚えていますか?1989年にスワローズに入団し、ホームラン王を獲得し、翌90年もタイガースで活躍した往年の名選手です。

 実は僕は6月中旬から約2週間の米国マイナーリーグを視察に行きました。6都市で12試合観戦して元ファイターズのオビスポ投手、モルゲン投手らが投げている姿も見てきましたが、その途中でオハイオ州のトレドという街の3Aで監督をしているパリッシュ氏にも再会しました。

 パリッシュ氏とはいろいろな縁があって、僕が現役時代に一番大きなホームランを打たれたのが、彼です。89年に東京ドームでレフトスタンドの2階席の上の壁にライナーでぶち当てられました。その後、99年に僕が初めてメジャーで在籍したデトロイト・タイガースの当時の監督も彼でした。残念ながら僕もチームに貢献できず、低迷してしまい、99年で監督を退任されましたが、その後もタイガース傘下のマイナーチームで監督を続けられているので、今回15年ぶりに会えました。

 ところで、パリッシュ氏といえばワニを食べることで有名ですが、僕もフロリダの和食屋さんでワニを食べてたことがありました。ちょっと硬いですが、案外おいしいので皆さんもどこかでチャレンジして下さい。(日本ハムGM補佐)

 ◆ラリー・パリッシュ 1953年11月10日、フロリダ州生まれの61歳。エクスポズなど大リーグで15年間プレー。89年にヤクルト入りして本塁打王。90年に阪神へ移籍したが、左膝故障で8月に退団。帰国後はタイガース傘下のマイナーで監督を歴任し、96年からタイガースのベンチコーチ。98年途中から翌99年までは監督を任された。その後は11年にブレーブスで打撃コーチ、現在はタイガース3Aトレドで監督を務める。

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2015年7月21日のニュース