青木戻した!200安打ペース 3戦連続マルチだ今季4度目“猛打賞”

[ 2015年5月28日 05:30 ]

<ブルワーズ・ジャイアンツ>勝利の儀式で盛り上がる青木(左)(AP)

ナ・リーグ ジャイアンツ6―3ブルワーズ

(5月26日 ミルウォーキー)
 ノリノリだぜ!ジャイアンツの青木が26日(日本時間27日)のブルワーズ戦で3安打を放った。「打てている時は、自分の中でいい感覚というのがある」。

 過去11打数1安打と苦手にしていたガーザから3回に右前打を放ち、4回には中前打。これで日米通算1800安打に到達した。9回には左腕コッツから中前打。4打数4安打だった前日に続き3安打以上は今季4度目になった。

 今季2度目の3戦連続マルチ安打。3試合で9安打を集め、リーグ7位の打率・320へ急上昇した。45試合で56安打は年間201安打ペース。開幕18試合で23安打していた4月23日以来、約1カ月ぶりにシーズン200安打以上のペースに戻した。この日に当たった4投手中、3投手は過去に対戦済み。「3年間で(対戦が)一周して、ふた回り目に入っているような気がする」。メジャー4年目の経験が青木を加速させている。

 プロ12年目での日米通算1800安打到達は、松井秀喜(元ヤンキース)や楽天・松井稼らの13年目をしのぎ、マーリンズ・イチローと並んだ。「勝ち始めてから、当たり前のように勝っている試合ばかり」。青木の勢いがチームに貯金7をもたらした。

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