西武・西口、634日ぶり先発で今季初登板も…4回4失点降板

[ 2015年5月28日 19:35 ]

<巨・西>西武先発・西口

交流戦 巨人―西武

(5月28日 東京D)
 西武の西口文也投手(42)が28日の巨人戦(東京D)で今季初登板。緩急を駆使するベテランらしい投球をみせたが、4回4失点で降板。12年6月23日のオリックス戦(西武D)以来の白星を手にすることはできなかった。

 プロ21年目のベテラン・西口が、13年9月1日のオリックス戦(西武D)以来634日ぶりの1軍の先発マウンドに戻ってきた。昨季は中継ぎで8試合に登板。今季はキャンプから2軍スタートだったが、先発としての復活を誓い、調整を続けてきた。

 初回は長野を遊ゴロ、立岡を二ゴロ、亀井を中飛と三者凡退に抑える上々の立ち上がり。2回1死からアンダーソンに真ん中低めのスライダーを右翼席に運ばれるソロアーチを被弾し1点を失ったが、3回は再び三者凡退に抑えた。

 だが4回、2死からつかまった。アンダーソン、阿部に連打を許して一、三塁のピンチを背負うと、高橋由に右前適時打を打たれて2失点目。さらに片岡にも左翼線へ2点適時二塁打を浴びた。

 5回の攻撃。西口は先頭で打順が回ってきたが、代打を送られた。4回を77球、6安打4奪三振の4失点で降板。勝利投手となれば42歳8カ月で、高橋直樹の40歳7カ月を抜く球団最年長記録となったが、記録更新は次回以降に持ち越しとなった。

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