コイ大砲コンビ長期離脱回避…新井右肘軽傷、エルド右膝手術成功

[ 2015年3月20日 06:03 ]

長期離脱を免れた広島のエルドレッド(左)と新井

 右肘違和感のため、18日に遠征先の札幌から緊急帰広していた新井貴浩内野手(38)が19日、広島市内の病院で検査を受け、軽傷であることが判明。その後、マツダスタジアムを訪れた大砲は開幕戦出場への意欲を見せた。なお右膝検査のため米国へ一時帰国していたブラッド・エルドレッド内野手(34)が今月17日(現地時間16日)に同箇所の内側半月板部分切除の手術を受けていたことも判明。術後の経過は順調と見られ、長期離脱という最悪のケースは回避できる見込みだ。

 落胆している場合ではない。右肘違和感でチームを離脱した新井は病院での検査後、マツダスタジアムに立ち寄った。

 「ちゃんと治してからという立場でもないし、自分が行けると思ったら、すぐに行きます。1日でも早く」

 球団への報告とともに、右肘を使わない軽いトレーニングも行った。開幕スタメン、さらに定位置確保に向け、ベテランが再び動き始めた。

 新井は17日の日本ハム戦(札幌ドーム)の試合前練習中、右肘に違和感を発症。試合出場して4打席に立ったが、翌18日朝には違和感が増し、患部に腫れが見られたため、グラウンドに姿を現さず緊急帰広した。この日行った検査の詳細は不明だが、右肘の関節炎と見られ、直後にトレーニングを再開していることから軽傷の模様。「初めての感覚」としているだけに予断は許さないが、長期離脱は回避できる見込みだ。

 開幕に向けて打線の調子が上がってこないチームにとっては不幸中の幸いだ。オープン戦の総得点22、チーム打率・202はともに12球団ワースト。新井自身も17打数2安打の打率・118と低調だが、通算1854安打の実績と高い経験値を武器に一、三塁の開幕スタメンの有力候補。緒方監督は18日、22日のソフトバンク戦(マツダ)から再合流させる見通しを立てていただけに、新井も「そうできるよう、最善の努力をします。大丈夫。ただ悔しい」と気持ちを入れ直した。

 米国で右膝手術を行ったエルドレッドも関係者の話を総合すると、全治等の詳細は未定ながら、復帰時期は夏までかからないというメドが立った見込み。この日、移動前の新千歳空港で緒方監督は開幕時の外国人戦力について「投手3、野手1になる」と明言。そのうえで「彼(エルドレッド)の代わりはいない。30本、100打点の選手はいないし、2人、3人で埋めていく」と改めて口にした。赤ヘル軍団は総力で戦い、大砲2門がそろう時を待つ。

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