虎のGM砲 アベック打点!目指すべき“得点パターン”凝縮

[ 2015年3月20日 05:30 ]

<中・神>4回無死二、三塁、中前適時打のゴメスは一塁上で手を叩いて喜ぶ

オープン戦 阪神3―2中日

(3月19日 ナゴヤD)
 昨季の打点王が本領を発揮すれば、首位打者も技の一打。阪神の4番を打つゴメスが適時打すれば、5番マートンも中犠飛を放ち打点の揃い踏みで、中日とのプレ開幕戦に勝利。この調子で、本番も頼りにしているで!

 頼れるGMコンビの活躍で、虎が中日との開幕前哨戦を制した。0―0で迎えた4回。無死二、三塁の好機を築くと、ゴメスが4番の役割をきっちりと果たした。

 「ストライクゾーンに来た球を積極的に良い形で振れている。ボールも良く見えているからね。残り3試合、リズムとタイミングをしっかり取ることだね」

 わずか2球で朝倉に追い込まれたが、1つ見逃した後の4球目外角カットボールを強振せずセンターへ運んだ。先制のタイムリー。18日のヤクルト戦(練習試合、神宮)では豪快な左越え弾を放ったが、確実に1点を奪いにいった打撃にも価値がある。昨季放った152安打のうち、半数以上の87本は左方向。今季、センターから右方向へのパーセンテージが高まれば、ライバル球団の脅威はより増大していくに違いない。

 なおも無死一、三塁から、マートンも続いた。こちらも1ボール2ストライクと追い込まれた4球目。内角低めの速球を、事もなげにすくい上げた。高度な技術を要するであろうセンターへの犠飛。三塁から西岡を迎え入れ、スコアボードに2点目を刻んだ。マートンも満足げに振り返る。

 「ああいう形で打球を上げられたのは良かったね。開幕へ向け、良い形でできている」
 マートンにとって、昨季の中日戦はお得意様だった。打率は実に・391をマーク。全24戦のうち22試合で安打を放っていた。本塁打こそなかったが、稼いだ打点も12。個人としても開幕ダッシュを狙うなら、これ以上ない相手とも言える。

 わずか3安打で3得点できたのも、GMコンビによるところが大きい。和田監督は改めて全幅の信頼を寄せた。

 「ゴメスはランナーを置いたときの集中力が素晴らしい。いかにしてゴメス、マートンの前に走者をおけるかだね。(前哨戦は)お互いが腹の探り合いだったね」

 両軍とも手の内をさらけ出すことはなかったが、それでも勝った。様々な駆け引きの中にも、目指すべき得点パターンが凝縮された4回の攻撃だった。

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