ゴメス「4番のオーラ」でビビらせた?決勝点の暴投呼ぶ

[ 2014年4月10日 10:04 ]

<神・D>8回裏無死二、三塁、ゴメスはワイルドピッチで、三塁走者・大和をホームに呼ぶ(捕手・黒羽根)

セ・リーグ 阪神4-3DeNA

(4月9日 甲子園)
 開幕からの連続試合安打は10でストップしたものの、阪神・ゴメスが「4番のオーラ」で決勝点となる暴投を呼んだ。1―1の8回無死二、三塁、カウント2―2から3番手・長田が暴投し三塁走者の大和が決勝のホームイン。バットを振らなくても、ここまで積み上げてきた数字が「虎の4番」という最強の鎧となり、相手バッテリーには脅威にうつったのだろう。
【試合結果】

 「ヒットは出なかったけど、四球2つでチームの勝利に貢献できてよかった」。自身の数字よりも、チームの勝利を素直に喜ぶところにも共感が持てる。

 初回の2死二塁で迎えた第1打席は四球。2、3打席目は凡退したが、最後の最後に好機で打席が回り、得点を“生み出す”あたりにツキも感じさせる。「球場にも慣れてきた。甲子園はとても気に入っています。あした(10日)もしっかりグラウンドで100%の力を出して勝利に貢献したい」。再発進に自信を見せ、球場を後にした。

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2014年4月10日のニュース