ハム打線組み換え 本拠楽天戦11連敗でストップ

[ 2014年4月10日 05:30 ]

<日・楽>4回、途中で降板する松井裕(中央)

パ・リーグ 日本ハム5―2楽天

(4月9日 札幌D)
 中田を一塁へ、左翼には両打ちの杉谷を起用。日本ハムが打線を動かし、0―1の4回に松井裕をつかまえた。3四球で1死満塁とし、大引がチェンジアップを右方向へ運んだ。「決めるというよりも、つなごうと考えた。ボールを見極めて、最悪でも外野フライ。絶対に右方向へ打つと決めていた」。打球は右翼を守る岡島のグラブをはじく逆転2点二塁打となった。

 打線は18歳左腕の前に7三振を奪われた。大引も2回に外角チェンジアップで空振り三振を喫していた。それでも「直球は、変化球を狙っていてもある程度は対処できる」と、1打席目を反省して、2打席目に生かした。実は札幌ドームでは楽天に11連敗を喫していた。これで12年8月4日以来613日ぶりの白星だ。トンネルを抜けた栗山監督も「1つ勝ててよかったよ」と笑顔だった。

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2014年4月10日のニュース