村田天井弾!自身最長認めた「強烈」150メートル

[ 2014年4月10日 05:30 ]

<巨・広>8回1死、左越えソロ本塁打を放つ村田

セ・リーグ 巨人5-1広島

(4月9日 東京D)
 選手もファンも誰もいなくなった東京ドーム。左翼の天井からぶら下げられている照明が、点検のため、左翼スタンドまで下ろされていた。村田が8回に放った打球は、地上55メートルの位置にあるその照明に当たり、左翼フェアグラウンドに落ちた。飛距離150メートルの2号ソロだった。

 「強烈でしたね。(横浜)スタジアムで場外に打った時より飛んでいると思う」

 プロ通算290号の村田ですら、自身最長飛距離と認める特大アーチ。8回1死、アンダーソンの右中間ソロの直後の初球だった。今村の投じた147キロ速球をフルスイング。その感触について「打感はほとんどなかった。バットと一緒にボールが抜けていく感じだった」と表現した。

 「状態はあまり良くなかった」。10打席ノーヒットで迎えた試合。自身の打撃を映像で見て修正した。テークバックの際に真っすぐ後ろに引かず、体の内側に入りすぎ、バットの出が悪くなっていた。試合前。フリー打撃に行く前に、ベンチ裏のミラールームで10秒以上も構えを静止してから振る動作を繰り返した。「構えた時の姿勢を修正した」。2回の第1打席で2ボール2ストライクから左前打。感触は戻っていた。

 2月の宮崎キャンプで松井秀喜氏から巨人の4番の意味を聞いた。開幕戦で流れた巨人80年の軌跡はベンチ裏にいて、あえて聞かなかった。今季全10試合で4番を張る男は「自分がこれだと思う道を行くこと」が巨人の4番としての重責を果たせると信じている。

 チーム4本塁打は3月28日の阪神との開幕戦(東京ドーム)以来で、アンダーソン、ロペスも加えたクリーンアップのアーチ競演は4月2日のDeNA戦(横浜)での3連発に次ぐ早くも2度目だ。

 「自分の家系を調べておきます」。村田は日本人離れの一発に満足そうに球場を後にした。

 ▽東京ドームのグラウンドルール セ・リーグのアグリーメントには各本拠地球場特別グラウンドルールが記されており、今回の村田の打球は、東京ドーム(3)「打球が、外野のフェア地域にある懸垂物に当たるか、挟まった場合は本塁打とする」に該当する。

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