岩隈、投球練習を再開 右手指負傷から復帰目指す

[ 2014年4月10日 11:15 ]

本拠地球場のブルペンで、投球練習をするマリナーズ・岩隈

 右手中指を痛めて故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、マリナーズの岩隈久志投手が9日、シアトルの本拠地球場で負傷後初めてブルペンに入り、投球練習を再開した。33球を投げ「まだ6割程度という感覚。いまは一つ一つ課題をこなしていくようにしていきたい」と意欲的に語った。

 全体練習前に遠投やキャッチボールを入念に行ってからブルペンに入った。直球をテンポ良く投げ、最後はカーブも少し試した。1月の自主トレーニング中に負傷した岩隈は「(指は)問題ない。やっとここまで来た」と明るい表情だった。

 今後は数度のブルペン投球と打撃練習での登板を経て、順調なら4月下旬に傘下マイナーで調整登板する見込み。ウエーツ投手コーチは「投球練習は良かった。スライダー、スプリットと徐々に変化球を交ぜて練習していく」と話した。(共同)

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2014年4月10日のニュース