斎藤佑 プロ最短タイ1回1/3でKO 制球定まらず四球から3失点

[ 2014年4月10日 18:48 ]

初回に2点を失い、さえない表情でベンチに戻る日本ハム先発の斎藤

パ・リーグ 日本ハム―楽天

(4月10日 札幌D)
 2季ぶりの勝利を目指した日本ハムの斎藤だったが、1回1/3で2安打3失点4四球と踏ん張れず、マウンドを下りた。

 初回、先頭打者の岡島から2者連続四球と、立ち上がりから制球が定まらない斎藤。3番・銀次を打ち取って1死一、三塁としたが4番ジョーンズに直球を中前に運ばれ、先制点を許してしまう。なお1死一、二塁から枡田に右前適時打を浴びて2点目。それでも後藤、松井稼を連続で空振り三振に斬り、立ち直りの兆しを見せた。

 しかし2回も先頭の嶋を歩かせ、1死後の岡島にも四球。1死一、二塁のピンチを招いたところで栗山監督の我慢も限界に達し、わずか51球で交代を告げられた。

 6回9安打4失点で敗戦投手となった3月29日のオリックス戦から中11日。前日は12年6月6日以来となる勝利に向けて「コンディションは最高。体調も良いし、不安はありません」と話していたが、左脇腹を痛めて1回で降板した試合を除けば、プロ最短タイでのKOという期待外れの結果に終わった。

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