【試合経過】本拠初登板で3ラン被弾 また2回までに3失点

[ 2014年4月10日 11:13 ]

<ヤンキース・オリオールズ>モモクロの曲で入場する田中

 米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)は9日(日本時間10日)、本拠地ニューヨークでのオリオールズ戦に先発。7回101球を投げ、7安打3失点(自責3)10奪三振。3―3の7回でマウンド降りた。初めて伝統のピンストライプのユニホームを身にまとっての登板だったが、デビューから2戦2勝はならず、チームも4―5で敗れた。

 【1回】先頭のマーカーキスの打球を右足に当てながらも遊ゴロに仕留めると、1死からヤングに左翼線へ二塁打を許したが、デービスを一直、ジョーンズは空振り三振に仕留め、無失点で切り抜けた。その裏、ヤンキースはガードナーが内野安打で出塁したが、無得点。

 【2回】先頭のウィータースに中前打を許し、クルーズを空振り三振。続くロンバルドッジの左前打で一、二塁とされ、フラーティは一ゴロで2死二、三塁となり、スクープに甘く入ったカットボールを左翼ポール際へ運ばれた。その裏、ヤ軍はベルトラン、ジョンソンと2本の右超えソロで1点差に迫った。

 【3回】先頭のヤングを空振り三振、続くデービスは中前打、ジョーンズは空振り三振、ウィータースにはメジャー初となる四球を与えたが、クルーズを空振り三振。この回のアウトはすべて三振で計6奪三振。その裏、ヤ軍は1番からの好打順だったが、3者凡退。

 【4回】ロンバルドッジを二ゴロ、フラーティを三飛、スクープを遊ゴロに仕留め、この試合初めて3者凡退に抑えた。その裏、ヤ軍はベルトランの二塁打を足がかりに1死三塁のチャンスをつくり、ソリアーノの遊ゴロの間にベルトランが生還し同点に追いついた。

 【5回】1死からヤングに中前打、2死後にはジョーンズにも中前打を許したが、ウィータースを空振り三振に仕留め無失点。その裏、ヤ軍も2本の安打を放ったが、無得点。

 【6回】クルーズを中飛、ロンバルドッジを左飛、フラーティを二ゴロに打ち取り、3者凡退。その裏、ヤ軍は先頭のベルトランが中前打で出塁したが、併殺でチャンスを逃した。

 【7回】はスクープを空振り三振、マーカーキスを投ゴロ、ヤングを空振り三振で3者凡退。奪三振は10となった。その裏、ヤ軍は3者凡退だった。

 【8回】ヤ軍は田中に代わってソーントンが登板。3番手のウォーレンとつなぎ、走者を出しながらも無失点で切り抜けた。その裏、ヤ軍は1死三塁のチャンスを生かせず無得点。

 【9回】4番手で登板したケリーが乱調で2点の勝ち越しを許し、その裏、1点を返し、なお1死一塁としたが、最後は併殺でゲームセット。

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