マー君どうなる?楽天球団社長、上限額20億円「妥当かどうか協議」

[ 2013年12月5日 22:34 ]

 日米間で新しいポスティングシステム(入札制度)が基本合意したことを受け、楽天の立花陽三球団社長は5日、仙台市内で取材に応じ、メジャー挑戦の希望を持つ田中将大投手の価値として、入札額の上限に設定された2000万ドル(約20億円)が、妥当かどうかを球団内で協議する必要があると慎重な姿勢を示した。

 立花社長は日本野球機構からまだ正式な通知が来ていないとした上で「(上限額が)フェアかどうかというのをステークホルダー(利害関係者)に説明する義務がある」と話した。球団内での協議の結果、上限額が妥当ではないと判断された場合は「次のステップに進まない可能性もある」と田中投手の入札制度の利用を認めないこともあるとした。

 立花社長は米国で9日に始まる、大リーグ関係者が一堂に会するウインターミーティングに出席するために渡米する。田中投手も11日にチームの優勝旅行で米ハワイへ出発するため「その前にちゃんとしたコミュニケーションは1回取る」と近日中に会談する意向を明かした。

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2013年12月5日のニュース