新入札制度5日にも合意 上限20億円で進展 マー移籍可能

[ 2013年12月5日 02:00 ]

楽天・田中将大

 日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)側で協議が難航している新しいポスティングシステム(入札制度)が5日にも基本合意に達する見込みであることが4日、関係者の話で分かった。NPBが4日午前、MLB側と1時間半ほど電話で協議し、入札額の上限を2000万ドル(約20億円)に抑える案で交渉が進展した。

 5日も協議を続け、複数球団が上限で並んだ際のルールの詰めを行う。新制度が成立すれば、大リーグ挑戦の希望を持つ楽天の田中将大投手が今オフに移籍することが可能になる。

 関係者によると、NPBは3日の12球団代表者会議で、MLB側が求める入札額の上限を2千万ドルに設定する案を話し合い、楽天が難色を示したものの、受け入れを決議したという。NPBの井原敦事務局長は電話協議の内容について明らかにしなかったが、資金力の豊富な球団と乏しい球団で制度への見解が分かれている米側に妥協点が見つかったことを認め「前に進むことができたのは間違いない」と語った。

 入札制度は高額な落札額が米球界で問題視され、昨年12月に更新されずに失効状態となった。新制度の交渉は難航し、11月下旬にNPBの担当者が渡米して協議したが、まとまらなかった。

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