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落合GM発掘の俊足外野手 紅白戦で早速出塁率10割

[ 2013年11月13日 06:00 ]

紅白戦の3回、右翼線へ適時二塁打を放つテスト生・工藤

中日紅白戦 白組2―1紅組

(11月12日 ナゴヤ)
 落合GMの「掘り出し物」が、中日入団を大きく引き寄せた。ロッテを戦力外となった工藤隆人外野手(32)が12日、テスト生として中日の秋季キャンプに参加。早速、紅白戦にロッテのユニホームを来て白組の「2番・中堅」で先発出場し、2打数2安打2四球と全打席で出塁し、猛アピールした。

 「チャンスをいただいて感謝の気持ちでいっぱい。新人らしく、元気はつらつでいきたい」

 10日の12球団合同トライアウト(草薙)で落合GMの目に留まった苦労人。GMが「宝の山」と表現した戦力外選手の中から真っ先に見いだしたのが、中日監督時代の07年に日本シリーズで対戦したこともある工藤(当時日本ハム)だった。両軍のキャプテンがドラフト制でメンバーを指名するという工夫が凝らされた谷繁流の紅白戦にも飛び入り参加。0―0の3回無死三塁の第2打席で右翼線を破る先制二塁打を放った。第3打席も中前打。第1、4打席は四球を選び自慢の俊足でダイヤモンドを駆け回った。

 「アピールに必死で体はしんどいけど、野球をやる楽しさが感じられて良かった。(GMの声がかかり)うれしい思いとしっかりアピールして契約していただけるようにという気持ちです」

 この日は落合GMは不在だったが、谷繁兼任監督は「まだ32歳でしょ。十分使えるんじゃないですか」と早くも合格に太鼓判。入団テストは21日までの予定だが「落合・谷繁再生工場」の第1号となりそうだ。

 ◆工藤 隆人(くどう・たかひと)1981年(昭56)3月30日、青森県生まれの32歳。弘前実では1年夏に甲子園出場。青森大からJR東日本を経て、04年ドラフト9巡目で日本ハム入団。09年に巨人、11年にはロッテに交換トレードで移籍。今季は1軍出場はなく、10月3日に戦力外通告を受けた。通算成績は347試合で打率.251、37打点。1メートル71、73キロ。左投げ左打ち。

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