中日今季最長試合制した…高木監督「勝てば疲れも吹っ飛ぶ」

[ 2013年4月18日 06:00 ]

<ヤ・中>プロ初勝利の井上(右)は、高木監督に出迎えられる

セ・リーグ 中日10-6ヤクルト

(4月17日 神宮)
 今季両リーグ最長5時間3分の総力戦を制した中日の高木監督は「勝てば疲れも吹っ飛ぶ」とうれしそうだった。6―6の延長11回2死一、二塁でルナの三ゴロが野選となる間に、二塁走者の岩崎が生還。続く松井佑の3ランで勝負を決めた。

 一度は勝利を手にしかけた。1―3と負けている場面でセットアッパーの田島を5回途中から投入し、3回2/3も投げさせた。打線が逆転し、6―4の9回は岩瀬をマウンドに送った。しかし通算350セーブまであと1としている守護神が同点に追いつかれ、期待を裏切った。「今までやったら完璧にやられるケースで、きょうはいろんなことが起きた」。指揮官も全く予想できない試合展開は、最後に6番手の新人・井上が締めてプロ初勝利。中継ぎ陣の登板過多や守護神の背信など心配事は多いが、白星が最高の良薬となった。

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