ヤンキース悲しみの半旗 宿敵の“本拠名物曲”流す

[ 2013年4月18日 06:00 ]

試合前に、ボストン連続爆破テロの犠牲者に黙とうをささげるヤンキースのイチロー(左)ら

インターリーグ ヤンキース4-2ダイヤモンドバックス

(4月16日 ニューヨーク)
 レッドソックスの宿敵であるヤンキースは、試合開始前には黙とう。ヤンキースタジアムの全ての旗を半旗とし、3回終了時にはフェンウェイ・パークでの名物曲「スイート・キャロライン」を流した。

 球団は「球場内の警備に関しては発表することはできない」と声明文を出したが、場内のゴミ箱を全て撤去し、入り口には自動小銃を肩に下げたニューヨーク市警特殊部隊を配備するなど厳戒態勢を敷いた。昨季途中までレ軍に在籍したユーキリスは「(ボストン・マラソンで)街中が活力に満ちた日になるはずだった。あんなことが起こるなんて…」と沈痛な表情。また、イチローは「スイート・キャロライン」を流した計らいについては「それはちょっとコメントできないですね」と話すにとどめた。

続きを表示

2013年4月18日のニュース