青木の野望 イチ以来の日本人200安打&イチ超え世界一

[ 2013年4月1日 12:12 ]

メジャー2年目を迎え、さらなる飛躍を誓うブルワーズ・青木

ブルワーズ・青木宣親インタビュー

 ――今季から交流戦が増え、ダルビッシュが所属するレンジャーズや、岩隈の所属するマリナーズとの対戦もある。楽しみ?やりにくい?

 「両方ですね。日本人選手から刺激を受けるということはもちろんあるので、対戦の機会があるというのは凄く楽しみでもありますけど。ただ、同じ環境の中でやっている日本人選手に頑張ってほしいという気持ちもある。でも、対戦する時は、もちろん何とか打ちたいですね。向こうも当然抑える気持ちでくるでしょうから、そこは思い切ってやりますよ」

 ――打率3割、出塁率4割、200安打を今季の目標に挙げている。

 「数字的なところを言えば、やっぱり頭にあります」

 ――手応えは?

 「去年の経験や今年のキャンプを通して、ある程度手応えを感じることができました」

 ――200安打を目指すにあたり、日本より試合数が多い半面、投手のレベルが高く日程の過酷さもある。メジャーで達成する意義とは。

 「そういう選手にならないといけないと思っているし、こっち(米国)では自分の価値をいかに高めていくかが凄く大事だと思う。いつトレードで出されてもおかしくないし、とにかくこっちで絶対に生き抜いていくっていう、その気持ちは変わらないし、特別な思いを持っています」

 ――そんな環境で、イチローは10年連続200安打を成し遂げている。自身にとってどんな存在?

 「イチローさんのいるヤンキースとワールドシリーズを戦えたら、凄くうれしいですね。同じフィールドで野球がやれれば、凄くうれしい。ヤンキースは毎年ワールドシリーズを十分狙える位置にいる。そこで対戦相手として、イチローさんがいてくれたら…また一つの目標ができます」

続きを表示

2013年4月1日のニュース