責任背負い込むエース鈴木「負けたのは僕のせい」

＜仙台育英―高知＞４回表高知１死二、三塁、打者上田のとき、鈴木（右）の暴投で三走市川が先制の生還

第８５回選抜高校野球準々決勝 仙台育英０―２高知

（4月1日 甲子園）
　仙台育英は鈴木から馬場への継投で毎回の１２三振を奪い、２得点に抑えた。ただエースの鈴木は５四死球を与え、４回に暴投で先制を許すなど制球を乱し「試合中に修正できなかった。負けたのは僕のせい」と責任を背負い込んだ。

　６回から救援した馬場は「鈴木が粘っていたので、絶対ゼロに抑えるつもりだった」と気合を入れ、４回を無失点。勝利にはつながらなかったが「自分の投球には満足している」と夏に向けて気持ちを切り替えた。