イーストアストライア初代女王  2戦4安打の川保MIP

[ 2013年4月1日 06:00 ]

大会MIPに輝き笑顔を見せる川保

 女子プロ野球ティアラカップ京都大会の優勝決定戦と3位決定戦が31日、わかさスタジアム京都で行われ、優勝決定戦はイーストアストライアが4―2でウエストフローラを下し、第1回大会を制した。また、2日間を通じて最も活躍した選手に贈られるMIPは2試合で5打数4安打を記録したアストライア・川保麻弥捕手が受賞した。最終成績は(1)イーストアストライア(2)ウエストフローラ(3)ノースレイア(4)サウスディオーネ。

 イーストアストライアは女子野球界の絶対的エース・小西が見せたわずかな隙を逃さなかった。2―1で迎えた最終7回。4番・川端友、5番・川保の連打で1死一、三塁の好機を築くと、小西の焦りを誘い暴投で3点目、さらに奥田の左犠飛で試合を決めた。前日の1回戦レイアとの試合では2度のビハインドを追いついて時間切れ引き分けに持ち込み、抽選で優勝決定戦に進出。片平晋作監督は「新人とベテランがかみ合い勝てた」と、粘りを勝因に挙げた。

 ▼アストライア・川保(MIP賞は)監督に指導してもらった打撃の成果が形になったもの。個人成績よりも優勝に貢献できたことがうれしい。

 ◇ティアラカップ京都大会最終日 (わかさスタジアム京都)

 ▽決勝
アストライア 000 020 2─4
フローラ 001 000 1─2
 (ア)大田、塩谷―川保
 (フ)小西美―松本

 ▽3位決定戦
レ イ ア 000 002 1─3
ディオーネ 000 010 0─1
 (レ)岩谷―碇
 (デ)植村、中川、小宮―川畑

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2013年4月1日のニュース