済美 8回に逆転 9年ぶり準決勝進出 安楽9回に151キロ

[ 2013年4月1日 15:50 ]

完投で準決勝進出を決め、喜ぶ済美・安楽

第85回選抜高校野球準々決勝 済美6―3県岐阜商

(4月1日 甲子園)
 第85回選抜高校野球大会は1日、準々決勝が行われ、第2試合では3連覇を狙った大阪桐蔭を倒した県岐阜商と済美(愛媛)が対戦。済美が8回に逆転に成功し6―3で勝利、9年ぶりの準決勝進出を果たした。

 1点を追う済美は8回、1死満塁で代打林幹の三塁内野安打で同点とすると、1番上田の左前適時打で逆転。さらに連続押し出しで加点して試合を決めた。エースの安楽は9安打3失点ながら、粘り強い投球で3試合連続完投。9回に球速151キロを記録した。

 県岐阜商は3回から5回まで1点ずつ加点したが、継投策が失敗。54年ぶりのベスト4はならなかった。

 済美は2日の準決勝で高知と対戦する。

続きを表示

この記事のフォト

2013年4月1日のニュース