ヤンキース リスク伴うイチローとの契約 背景に日本企業の投資期待

[ 2012年12月15日 07:10 ]

来季もピンストライプで戦うことになったイチロー

 ヤンキースからFAとなっていたイチロー外野手(39)が14日(日本時間同日)、ヤ軍と2年契約で合意した。

 ヤ軍にとって、来年10月に40歳となるイチローとの2年契約はリスクが伴うものだった。

 年齢による球威の衰えを技術で補える投手と違い、俊足系の野手は一般的に年齢に伴って脚力に衰えが出てくる。

 だが、ヤ軍はイチローにまだ衰えは見られないと判断。残り116本となった日米通算4000安打の来季中の達成。さらに2年後には残り394本で殿堂入りの「当確ライン」とされる米通算3000安打達成も期待を寄せている。2つの大台到達で見込める日本企業からの投資も、残留オファーを決断させることになった。

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2012年12月15日のニュース