打者大谷で藤浪とプロ初対決!?2・23オープン戦で実現も

[ 2012年12月15日 06:00 ]

今春センバツで大阪桐蔭・藤浪(右)から本塁打を放った大谷。宿命のライバル対決が来春再び!?

 「大谷VS藤浪」夢のルーキー対決が実現する。日本ハム入団が決まったドラフト1位、花巻東・大谷翔平投手(18)が来春のオープン戦で阪神のドラフト1位、大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(18)と対戦することが14日、確実となった。栗山英樹監督(51)が対決プランを明かしたもので、舞台は早ければ2月23日のオープン戦(名護)。来年の球春は、WBCの前に宿命のライバル対決で一気に盛り上がる。

 球界の将来を背負っていく若い2人。ファンもその対決を心待ちにしている。チームより一足早く優勝旅行先のハワイから帰国した栗山監督は夢プランを語った。

 「一人でも多くのファンに喜んでもらえる対決をつくるのが使命だと思っている。(どこで対決させるか)考えます」

 大谷と藤浪。宿命のライバルが相まみえる舞台をどう設定するか。同日、発表されたオープン戦日程。日本ハムの初戦は2月23日、キャンプ地の沖縄・名護で相手は阪神だ。さらに3月9日には2人が沸かせた甲子園でも阪神戦がある。いずれも対決の舞台としては申し分ない。現時点で藤浪の2月中の実戦登板は微妙ながら、栗山監督は「藤浪は(ソフトバンクの)武田と同じように来年(高卒1年目で)、勝てる投手。オープン戦から投げられる状態で来ると思う」とし、藤浪の登板を前提に大谷をどこで起用するかに言及した。

 二刀流が決まっている大谷は、技術より体の状態がオープン戦出場のポイントだという。「いつ100%体を追い込める状態になるか。追い込めれば投打ともに結果は出る」。まだ体が成長途上にある可能性もあり、新人合同自主トレ、キャンプで状態を見極める方針。成長途上で無理に追い込めば故障につながるだけに、指揮官は慎重で「キャンプ2軍スタートも含め、見極めを間違えないようにしたい」とした。その一方で「打つ方は(早い段階で)勝負できる」と続け、2・23は打者・大谷で、3・9には投手・大谷で藤浪との対決の可能性も出てきた。

 今春センバツでは、大谷が先制弾を放ちながら9失点。2失点完投の藤浪に負けた。大谷は「現時点で負けている。成長して追い付いて一緒に戦えるように頑張りたい」と言う。ライバルの存在が己の成長を高めることを知っているのだ。

 今季、栗山監督は斎藤と楽天・田中の対決を星野監督とあうんの呼吸で2度実現させている。クリアすべき条件はあるが、誰もが望む夢の対決。それは大谷にとって飛躍の一歩となる。

 ◆今春センバツの大谷VS藤浪 3月21日、開幕日の第3試合で対戦。花巻東の大谷は最速150キロをマーク。11三振を奪ったが11四死球と制球を乱し、8回2/3を7安打9失点で敗れた。「出来は20点から30点ぐらい。自分の実力不足」と唇をかんだが、打っては2回に大阪桐蔭・藤浪から右翼席へ特大ソロ本塁打を放って意 地を見せた。一方の藤浪は8安打2失点で完投勝利。こちらも150キロをマークし、大谷より多い12三振を奪ったが「(大谷の)ピンチでの粘りの投球には、自分もプレッシャーを受けた」とライバルを称えた。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年12月15日のニュース