星野監督 来季CSダメなら「腹を切る」

[ 2012年12月9日 06:00 ]

岩手県盛岡市内のホテルで行われた「楽仙会」でスピーチする楽天・星野監督

 闘将、切腹覚悟だ!楽天の星野仙一監督(65)が8日、恒例の東北6県へのお礼行脚をスタートさせた。最初に訪れた青森市内のホテルで行われた後援会「楽仙会」でのスピーチ。数日前から大雪が降る雪国で、熱のこもった宣言だった。

 「来年は必ずCSに出ます。ダメなら腹を切る。それぐらいの思いで頑張りたいと思います!」。後援会の関係者らは盛大な拍手で呼応した。

 「東北を元気にしたい」。そう意気込んで楽天の監督に就任した。だが1年目の昨季は開幕直前の3月11日に東日本大震災が発生し、チームも5位。震災の復興元年でもあった今季は勝率5割ながら4位に終わった。苦悩が続いた2年を終え、投打で若手が成長。「何とか優勝して東北を勇気づけたい」と強く願う。

 震災からの完全な復興には、まだまだ多くの時間が必要だ。前日には東北地方で三陸沖を震源とするマグニチュード7・3の地震が発生したばかり。一時は同会の開催も危ぶまれたが、星野監督はこの日早朝に滞在先の大阪から空路、青森入り。ホテルに到着した際には「今年チケットを買ってくれたり、応援してくれた人たちにお礼を言わないとな」と感謝の言葉を口にした。

 CS進出への勝算もある。岩手県盛岡市で行われた同会では「外国人次第ではてっぺんも獲れる」と言い切った。球団もメジャー通算434本塁打のヤンキースからFAになったジョーンズと契約合意した。4番候補を獲得できたことで、球団史上初の優勝も可能だ。

 「背水の陣で戦いたい」と指揮官。覚悟の大きさは、東北に対する思いの大きさでもある。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年12月9日のニュース