心変わりに歓迎と批判 楽天・星野監督「ドラフトの意味なくなる」

[ 2012年12月9日 20:29 ]

大谷日本ハム入り表明

(12月9日)
 大谷の決断に対し、国内のプロ野球界では歓迎の声が上がる一方、批判も聞かれた。

 中日の中田スカウト部長は「日本ハムに行って良かった。日本の球団に入ってほっとしている」と「金の卵」の国内残留を喜んだ。ソフトバンクの永山スカウト部長は「日本の方が体づくりからきちっとしている」とメリットを指摘。広島の鈴木球団本部長は「こういう前例ができるのは大きなプラス。強行指名する球団が増えるのでは」と、今後のドラフト戦略への影響に言及した。

 一方、大谷の心変わりを「やっちゃ駄目」と批判したのは楽天の星野監督。地元東北の逸材だが、メジャー志望表明を受けて指名を断念した。同一リーグの日本ハムが一本釣りする形になり「こんなことをしていたら、ドラフトの意味がなくなる」と手厳しかった。

続きを表示

2012年12月9日のニュース