ブログ新設予定の野村 マエケンから「トーク磨け」指令も

[ 2012年12月9日 06:00 ]

故郷の倉敷市で行われたトークショーに参加した広島・野村

 広島・野村祐輔投手(23)が8日、故郷の倉敷市で開かれたトークショーに参加。約800人のファンを前にブログ新設のプランを明かし、来季はメッセージをより発信していく考えを示した。右腕はエース・前田健から「トークを磨け」指令も下されており、こちらも徐々に鍛錬する意向。発信力をどう高めるか、新人王の変身ぶりに注目だ。

 故郷の倉敷・三井アウトレットパークで開かれた、自身初の単独トークショー。約40分間にわたってメッセージを発信した野村は“うまくしゃべられたか?”の問いに、「ウーン…どうかなぁ」と照れ笑いを浮かべた。

 「年俸がアップしてもぜいたくはしませんよ」「服は試着せず直感で買う。値段だけはバッチリ見ますけど」などなど。ショーでは庶民的な一面をのぞかせてファンの感心を誘う一方、検討中という新たな情報発信プランを打ち明けた。

 「ブログを始めようかな…と思います。マメに更新はできないと思いますけど、年末か年始あたりに始められたら…」

 チーム内でも前田健、今村、栗原、堂林ら…ブログを活用し、ファンにメッセージを発する選手は少なくない。野村がそこに着目した背景には、アマチュア時代の体験に基づく思いがあった。

 「ボクも学生のころに見ていた。野球選手が発信するのは大事。その意識は強くなっています」

 それも立派なファンサービス。プロ野球選手を目指す子どもたちへの励みにもなる。「きょうあった出来事を書いたり、写真も頑張りたい」。試合や日常を通じ、ファンへの感謝の気持ちを文章の中に込める考えだ。

 一方では課題も認識する。同じ“発信”でも、しゃべりについては発展途上。「きれいな言い方を選ぼうとするので、言葉が出て来ない…」。加えて、根っからの小声。トークショーをこなしたこの日も「苦手。得意じゃない」と自嘲する。

 右腕のヒーローインタビューを見た前田健は、開幕直後から「トークを磨け」と指令。2日前の6日、大阪であったテレビ番組収録の場でもダメ出しし、野村が苦笑しつつ「もっと人間らしくしゃべりたい」と応じるシーンもあった。

 「“オレを見習え”と言わんばかりにね。ま、でも、前田さんはしっかり話されているので」

 しゃべりは苦手だが、「嫌いなわけじゃない」という。トークは時間をかけて磨けばいい。発信力は今や一流たるプロ野球人には必須。新人王のメッセージに期待だ。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2012年12月9日のニュース