マー君「ジョージア魂賞」受賞 斎藤との投げ合い対象

[ 2011年11月24日 06:00 ]

第11回ジョージア魂賞表彰式に出席した(左から)クラッチーナ、根本年雄・仙台コカ・コーラボトリング取締役総務人事部長、田中、高木豊氏、クラッチ

 チームの勝利に貢献した素晴らしいプレーに贈られる「第11回ジョージア魂賞」の表彰式が23日、Kスタ宮城で行われた。受賞者の楽天・田中将大投手(23)に選考委員の高木豊氏から記念の盾が手渡され、仙台コカ・コーラボトリングス株式会社の根本年雄取締役総務人事部長から副賞としてジョージア製品1年分(12ケース)と賞金30万円が贈られた。

 9月10日の日本ハム戦(Kスタ宮城)で見せた投球が授賞の対象となった。甲子園を沸かせた日本ハム・斎藤とプロ初の投げ合い。9回2死満塁から押し出し四球で失点して完封こそ逃したものの、12三振を奪って完投勝利。注目を集めた対決でプロの先輩としての貫禄を見せつけた。星野監督も「田中は申し分ないね。斎藤とお互いが序盤に崩れずがっぷり四つでいって、いい試合だった」と満足げにうなずく投球内容だった。山田久志選考委員は「野球ファンが待ちに待った対決で重圧もあったろうが、まさにエースと呼ぶべき投球だった」と高く評価した。

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2011年11月24日のニュース