犠飛なら金沢…打率・077の代打起用で最下位脱出

[ 2011年6月27日 06:00 ]

<ロ・オ>7回、代打で登場した金沢は決勝点となる中犠飛を放つ

パ・リーグ ロッテ3-2オリックス

(6月26日 QVC)
 仮にアウトになってもOK。打者には最低限の仕事がある。0―0で迎えた7回1死満塁。犠飛でも貴重な1点を奪える場面で、ロッテの西村監督は根元に代えて打率・077の代打・金沢を送った。

 結果は中犠飛。「最低、外野フライをと思っていた」という一撃で待望の先制点を奪った。

 マウンドには150キロ超の直球が武器のフィガロ。サブローら主力が負傷離脱中で代打陣が手薄な中、指揮官は「このところ金沢の打撃の状態が良かったから」と起用の理由を語ったが、もちろんそれだけではない。実績のある根元をパワーで上回るのが金沢だ。打撃改造中の今季は13打数1安打で8三振だが、外野への飛球アウトもここまで3つあった。前日の同カードでも速球派の平野から7回に左飛を放っている。安打は難しくても犠飛なら…。バットを一握り短く持った金沢は151キロ直球に力負けせず、ベンチの思惑通り外野まではじき返した。

 「外野フライはきのうも打っていたから。監督も迷いなく指名していた」と青山総合コーチ。選手の特性を見抜いた、打率・077の代打策。貴重な1点をもぎ取り、連敗を止めて最下位を脱出した。 

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