原監督 積極采配で8連敗中の能見から白星

[ 2011年6月27日 06:00 ]

<神・巨>初回、能見(右)から先制適時打を放つラミレス

セ・リーグ 巨人4-2阪神

(6月26日 甲子園)
 ついに止めた。巨人は09年7月19日から8連敗中だった能見から白星。1日で3位に戻った巨人の原監督は、9回の相手猛攻を振り切って胸をなで下ろした。

 「1つ勝つことは今のところ難しいということですね」。打線の組み替えが生きた。首位打者の長野を3番に。脇谷を二塁で8番に据えた。初回1死一塁で長野とラミレスの連打で先制。4回2死一、二塁では、脇谷の左中間三塁打で天敵から計3点を奪った。4月20日阪神戦(甲子園)では、落球したかのような打球が微妙な判定でアウトに。虎ファンからブーイングを浴び続けた脇谷は「ここ何試合か本当につらかった。チャンスで1本出てよかった」。能見に対してはこれまで低めの変化球を振らされ、4月19日の対戦(同)では10三振を喫したがこの日は3個だけ。2四球の坂本は「低めを見逃せた」と納得の表情だ。

 原監督も積極采配。初回1死一、二塁で二塁走者の長野に三盗、2回1死一、三塁では沢村にスクイズを指示。ともに失敗だったが前へ、前への姿勢を貫いた。「ウチのチーム打率からいくと、攻めないと点が入らない。暴走に見えた戦術もあったけど、そういうことを絡めないときれいな水は流れてこない」。指揮官は貪欲に次の勝利を狙う。

 ▼巨人・ラミレス(初回の先制打など2安打2打点)能見をみんなで攻略できたのは大きい。低めの球を我慢でき、ストライクに来る球が増えた。

 ▼巨人・岡崎ヘッドコーチ(能見に対し)低めを捨てろ、と言ってうまくいかなかったので、今回は「高めを狙え」という伝え方をした。

 ▼巨人・長野(3番に入り3安打)いいところで打てた。後ろにラミちゃんがいるし、後ろのバッターにつなげようと思っている。

 ▼巨人・山口(9回2死一、二塁で、4月19日にサヨナラ打を浴びた新井良を最後の打者として打ち取り2セーブ目)あの時のことがよみがえってきたので、絶対に抑えてやろうと思った。

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