光星学院・仲井監督「いろんなものを背負った一戦」

[ 2011年3月25日 17:57 ]

第83回選抜高校野球1回戦 光星学院10―0水城

(3月25日)
 東日本大震災の被災地にある学校同士の対戦は光星学院(青森)が水城(茨城)を10―0で下した。光星学院が1回から得点を重ね、5回までに大量10点をリード。右腕・秋田が水城打線を5安打に抑えて完封した。

 2回戦に進んだ光星学院の仲井宗基監督(40)は「両校ともに自分たちの思い、周りの期待、いろんなものを背負っている一戦だった。野球をやっていいのかという状況の中、こういう形で勝たせていただいて感謝している」と神妙な表情で話した。

 一方、初戦で敗退した水城の橋本実監督(63)は「一生懸命やろうと選手には話していた。結果として点差が離れて空回りしたゲームだったが、選手は良くやってくれた」と教え子たちをねぎらった。

 試合後には日本高野連の奥島孝康会長(71)が両チームの控室を訪れ「大変だけど頑張ってください」と監督、選手らを激励した。

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2011年3月25日のニュース