横浜12年ぶり初戦敗退 渡辺監督「全部やり直しです」

[ 2011年3月25日 06:00 ]

<波佐見・横浜>初回、波佐見の志田(右から2人目)に押し出し死球を与え、ガックリの横浜・山内

第83回選抜高校野球  横浜1―5波佐見

(3月24日 甲子園)
 13度目の出場の強豪・横浜が、センバツは99年以来となる1回戦敗退。

 渡辺監督は「今まで出場したチームと比べても、いろいろな面で欠けている。全部やり直しです」と厳しい表情で振り返った。2年生左腕の山内が初回に押し出し2つを含む4四死球で2点を失うなど、5回7四死球で4失点。「押し出し2つは初めて」と力なく話した。
 大会前に練習試合を10試合予定していたが、震災の影響で学校は休校。3試合しか消化できなかったことも響いた。渡辺監督は夏に向けて「まずは斎藤を何とかしないと」とフォームを崩し、今大会は背番号10をつけた昨夏のエースをキーマンに挙げた。

 ≪横浜のセンバツ1回戦敗退は4度目≫横浜は春夏通算26度出場しているが、1回戦での敗退は5度目(2回戦から登場の場合は除く)で、夏は06年に敗れている。春は優勝3度、準優勝1度と輝かしい実績を残しているが、その一方で1回戦敗退も4度味わっている。

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2011年3月25日のニュース