「野球は甘いもんじゃない」スクイズ失敗悔やむ馬淵監督

[ 2011年3月25日 12:46 ]

第83回選抜高校野球1回戦 明徳義塾5―6日大三

(3月25日)
 明徳義塾は馬淵監督の「思った通り」の試合展開だったが、最後は日大三の地力に屈した。「勝たなきゃいけない試合。面白い勝負をしたんだけどね」と指揮官は肩を落とした。

 迫力ある日大三の打線に対し、尾松が変化球を駆使して打たせて取り、守備は失策なくエースをもり立てた。しかし、馬淵監督は5回と8回の「スクイズ失敗が痛かった」と攻撃面でのミスを悔やんだ。

 名将にとって21度目の甲子園大会で初の初戦敗退。だが「どこかで途切れるから。野球は甘いもんじゃない」と気には留めなかった。夏に向けて「やっぱり野球は投手ですよ」と投手陣の成長を課題に挙げた。

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2011年3月25日のニュース